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例題10　私は新入社員よくにこう言うんです。
「君たちはお金もをらって会社で仕事を教えてもらい、鍛えられている。給料をもらうなんて話が逆だろう。会社がもらいたいくらいだ。援業料、持ってこい」
　これで本当に持ってきたらすごいことですが、今のところいません。しかし実際、新入社員を受け入れる会社としては、①そういう感覚でいるわけです。

(丹羽宇一『郎負けてたまるか!若者のための仕事論』朝新聞日出版)

1。 ①そういう感覚とは何を指しているか。

新入社員に給料を払って、仕事を学ばせるのは、授業料だらしかかたがない。

一人前の社員に育てるために、新入社員からお金をもらうのは話が逆だ。

仕事を教えてもらっている新入社員が授業料を払わないのはすごいことだ。

新入社員は、給料をもうらどころか、会社に授業料を払ってもいいくらいだ。