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練習6　わたしたちはふつう、視野に入っているものはみんな見ている、と思いやすいのですが、視野に入っていても注意していなければ見えないものです。普段でもそうです、自分が足を怪我すると、町の中には足を怪我した人が思いの外に多いことに気がつきます。よく若者が電車に乗って老人に席を譲らないといいますが、あれは考人は網膜の上には映っていても、意識のアンテナが働いていないのだと思います。若者には同世代の若者がよく目についたのは、自分の経験からも分かります。

(安野光雅『絵のある人生』岩波書店)

1。この文章の内容として最も適切なものはどれか。

若者が老人に席を譲らないのは、老人が視野に入っていないからである。

若者は同世代の若者に対してだけ意識のアンテナを働かせているのである。

目に入ったものでも、意識を働かせていないと、実は見えていないのである。

我々は、何に対してでも、意識のアンテナをよく働かせなければならない。

1。 この文章の内容として最も適切なものはどれか。

1。この文章の内容として最も適切なものはどれか。