自分自身が幸せを感じられることを仕事にする。本来仕事(1ーa)そういうものでは(1ーb)。
毎日会社に行かなくちゃならない。仕事をしなくちゃならない。しなくちゃいけないことばかりに囲まれて、それが人(2)幸福になるでのしょうか。お前はミュージシャンだからそんなことが言えるんだ。そう言う人もいるでしょう。でも、ミュージシャンもサラリーマンも本当は同じ。(3)、自分のやりたいことを行動に移すかどうか。自分が思っている幸せに向かって、一歩を踏み出すかどうかだけです。
「俺、本当は会社を辞めて、好きな釣りを仕事にしいんただ。それが俺の幸せなんだ」と言う人間がいる。「だったらやればいいじゃない」「でも、会社もあるし家族もあるからできないよ」「(4)、会社や家族って、君を不幸にするものなの?」僕とは問い掛けたい。
人生と仕事は切り離すことができません。生活するめたには働かなくてはいけない。それも何十年という永きにわたって。(5)やりたいことを仕事にするべきではないでしょうか。「そんなことは夢だ」と言うかもしなれい。でも、夢は夢だと思った瞬間に夢になるもの。「夢は夢あらにず」というのが僕の人生哲学です。
(谷村新司著「心の命ずるままに」PHP研究所刊『圭福論】所収)