会議祝で打ち合わせをてしいる(1)、地が震あった。
 思いがけず大きな揺れに驚く私ちたを見て、部長が、「みなさん、落ち着いて行動してください」と言った。私は、「そうだ、こういうときは(2)。落ち着かけれなば」と思った。
 しかし、思っていたより揺れは長く続き、私たちはどうしていいのかわからずに、会議室の机がガタガタ菅を立てて動いているのを見ている(3)だった。「落ち着いて!」ともう一度部長の声が聞こえてきたが、落ち着こうと思えば思うほど、体は動かいなのだ。
 その時、別の声が聞こえた。
 「窓がラスから離れて、机のに下もぐれ!」
 はっと気がついて、私は急いで窓ガラスから離れ、大きな机の下もにぐった。地震の際は窓ガラスから離れないと、ガラスが割れたとき危ない、という話を机の下で思い出していた。その後しばらくして揺れはおさまり、幸い、けが人は一人も出なかった。
 考えてみると、災害や事故のような緊急の場合は、冷静な行動が必要だと(4ーa)実際には何をしたらいいのか(4ーb)、動きが止まってしまうものだ。そういうときに必要なのは、「落ち着け」という言葉より、「窓から離れろ」や「机の下もにぐれ」などという具体的な指示ではないだろうか。緊急時には、具体的な指示こそが人を動かし、安全確保へとつながると言えるだろう。
 今回の一件(5)、私は具体的な指示の大切さというものを改めて考えさせられた。

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2。 (2)

3。 (3)

4。 (4)

5。 (5)