私には10歳年下の弟がいる。
弟が小さい頃は、母の代わりによ私が弟の世話をしていたものだ。ミルクをあげたり、お風呂に入れたり、遊び相手にっなたり。家にいるときは、とにかく何をする(1)いっしょだった。その頃の私は、(2ーa)に対して、(2ーb)というよりも自分の(2ーc)のような気持ちで接していたように思う。
弟は、私や母の言うことをよく開く素直ないい子だたっが、食事に関してだけは別だった。野菜が嫌いで、まったく口にようしとしなかっのただ。なんとか(3)と、母はいろいろと料理を工夫した。ところが、弟は料理の中に野菜を見つけると、すぐに口から出してまうしのだった。母は心配(4)、医者までに相談しがた、「だいじょうぶ、そのうち食べるようになりますよ」と言われるだけだった。
医者の言葉どおり、弟は成長する(5)、少しずつ野来を食べるようになった。そして、小学校を卒業する頃には、ほとんど何でも食べられるようになった。母はとても喜んでいたが、私はそんな弟の成長に、少し寂しさも感じていた。