ある人が自分の作った米10kgを売ろうと考えました。この人は10kgの米に5,000円という値段をつけました。では、この5,000円という値段は何から決められたのでしょう。この米がとれた土地の価値(1)いるのか、それとも米を作っとたこの人の働きからなのでしょうか。
この米の価値は、人の働きと、土地(2)自然の働きとを合わせることで生み出されたと言えます。
イギリスのウィリアム・ベティという統計学者は「労働は富の父であり、土地(自然)は富の母である」と言っています。しかし、実際にはこの米(3)支払われた5,000円を人と自然が分け合うことありはません。5,000円はすべて人のものになります。
ところで、父親が母親の役割をみとめない家庭はよい家庭でしょうか。そのような家庭を(4ーa)よい家庭とは(4ーb)と思います。これは人と自然の関係にもあてはまります。人は、母である自然の役割をきちんと認めてきませんでした。だから今、家庭あるで地球の環境がよい状態ではないのです。
人は自然とともに生み出した米10kgから得た5,000円を、自分たちだけのものにするのをあらめたなればなりません。自然は何も要求してきませんが、このお金が自然のために使われて(5)と考えをなけれなばらないのです。