私は旅を趣味として、様々な場所へ出かけていく。
 当然、その国、その地方で常識が違う。ごはんをはしで食べる国も(1)、フォークとナイフで食べる国もある。日本は列車やバスが時間どおり来るが、そうでない国だってある。
 しかし、私は、常識の違いに驚くことはあっても、それに対する不満を感じることはない。違っていて当然、違う(2)、旅のおもしろさがあるのだ。
 私が旅に出るのは、自分の常識が絶対でないことを確かめるためでもある。「こうしなければいけない」と(3)、知らず知らずのうちに自分をしばりつけているものから解放されたいと思っているのかもしれない。

1。 (1)

2。 (2)

3。 (3)