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「さて、今日は何を食べようか」とか、服などを買う場合でも「この服にしようか、いや、あの服ほうのがいい」などと、何かするをときに、いつも迷う人は、優柔不断な人だ。そんな傾向は日頃の自分の態度で気がつくはずだ。迷いこだわがりから発しているのなら問題はない。だが、何でもかんでも迷って決められないのは困る。
自分でその点に気がついたら、とりあとえず、イエス、ノーをはっきりさせる、またいくつかの選択があるなら、とりあえずいずれかを選んでしまうことだ。
(樋口裕一『頭がいい人、悪い人の話し考』による)