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 コミュニケーションというのは、お互いを認め合ってこそ成り立つ。批判するにしても、相手の努力を認め、その長所を認識した上のものでなければいけない。相手の言い分をしかっりと聞き、それを考慮し、対案を示しながら批判する。「ここをこうすれば、もっとよくなる」ということをきちんと示せば、どんなに厳しく批判しても、言われたほうは、どうすればよいかがわかるので、次回からだんだんと力をつけていくだろう。

(樋口裕一『頭のいい人、悪い人の話し方』による)

1。 (58)筆者が一番言いたいことはどれか。