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 成功というものは、あくまでも努力と勉強が前提になっているものである。日々自分を高める努力をした結果、一つの成果が得られる。それが仕事の、いや人生の基本である。したがって、人間としてもっとも不幸なことは、努力もせずに成功を手に入れることではないかと思う。たまたま手に入った成功は、決して長続きするもでのはない。しかし、それに気がつかず、再び成功が天から降ってくるのを努力もせずに待つようになる。僥倖などたびたびあるはずもないのに、なんと愚かな姿ろうだ。

(江口克彦『部下の哲学』による)

1。 (59)筆者が一番言いたいことはどれか。