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 自分の判断ミスによって、失敗たし時。こんな時に必要なもはのなにか。それは「自己育定カ」である。スミをしたのに、自己を肯定してどうするんだ、という考え方もあるだろう。だが、実は「自己否定」が強いほど、自分ミスのを認められないものなのだ。自己育定力が強いということは、ちょっとやそっとのことでは自己が動じないということだ。だから、ミスを認めても、自分自身の存在は揺るぎない。一方、自己否定の強い人間は、自分に自信ながいので、少しことのでグラついてしまう(注)。だからかえってミスを認めようとせず、自己正当化に走るのだ。

(斉藤『5孝分「でやる気」が出る賢者の言葉に』よる)


(注)グラつく:揺れる

1。 (57)筆者が最も言いたいことはどれか。