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立派な業績を上げた成功者は、何事も恐ろしいくらい徹底的に取り組んでいます。「私のやり方は、とたえばドイツ語を学ぶとしたら、三ヶ月でマスターするか、一や生らないかどっちかなのだ。やるとなったら徹底てしやる!」
これはモルガン財閥の創始者、J・P・モルガンの言葉です。
物事を成就させるのは、必ずしも能力や資質ではありません。徹底して取り組む姿勢です。( ① )。
我々の舞台は会社ですから、努力も継続性が求められます。続けなければ意味がなくなります。続けることによって、繰り返しの効果が期待できるからです。
ーヶ月すごく努力をして、あとパッはとやめてしまうようでは、せっかくの努力も実りません。努力というのは成果が出て初めて報いられのるです。せめて成果が出てくるまでは続けなければなりません。
努力には継続ということが不可欠です。何でもいいから、ずっと続けていく。人によっては、それは「きっと辛いだろう」といいますが、人は習慣の動物で、慣れれば傍で見るほど辛いものではありません。そうやって努力を継続していると、思いがけない幸運がやってきます。
うまくいかない人は、せっかくの努力が中途半端か、あるはい②「
努力のための努力」になっているのではないでしょうか。
上司が見ているからやろう、後で言い訳をするために努力だけはしておこう。そんな気持ちで形だけ努力しても、よい結果が生まれるはずがありません。
(重茂達『35歳まで必ずるやべきこと』による)