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Aの考え
 子供を危険から守るため、周囲に迷惑をかけないなどの理由から、今の子供たちは制限された中で遊ばざるを得ない環境だ。
 やはり安全と周囲に対するマナーは現代社会の子供たちにとって、もっとも必要だろう。子供だけで川などに行かせないとか、子供に火を使わせないとか、普段から一人でしてはいけないことをちゃんと教えておくべきである。よく、子供の水での事故などのニュースを聞くたびに、このことを強く思う。このような考え方に反対する声もあるが、子供に何かあってからでは遅いのである。

Bの考え
 自然は楽しいこともあるが、危険なこともたくさんある。だから、危険なところには近づけないというのでは、安全だが子供の学びにはならない。
 自然の中で、どこまでなら大丈夫だということを大人が教えるのではなく、子供自身の体験の中で学んでいくことが、子供にとっていちばん大切だと思う。時には危ない目にもあうだろうが、そこでの学びはとても大きく、子供が成長する過程の真の学びと言えるだろう。①何かが起こると困るからさせない、のではなく、①何かが起こる可能性があるから、どうしたらいいか考えさせるべきである。

1。 問1 ①何かというのは文中ではどんなことか。

2。 問2 AとBの考えについて、正しいものはどれか。