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 「自分の時間」をゲットするために、もっとも有効に利用できるのが、「すきま時間」。考えた単位は「5分= 1すきま時間」。たった10分と考えるか、2すきま時間もあると考えるかで「自分の時間」への①イメージが変わります。そして、そんなすきま時間ができた時用のリストを作っておくと、「こんなにできるんだ」と自分でもビックリするくらい「いいこと」に使えるのです。銀行などの待ち時間も「すきま時間」として上手に利用すればいいし、短い時間だからかえってプレッシャーなくテキパキやれるという利点もあります。

(中山庸子「「いいこと」レシピ 」による)



 勉強は、どんなに少しずつでも毎日続けることが大切。1日でも空いてしまうと、せっかくついた勉強グセも簡単になくなってしまいます。
 コツコツ続けるには、スキマ時間に5分でも10分でも勉強をすることが重要なのですが、この短い時間に何をするべきかわかっていないと、結局その時間を無駄にしてしまうことに。そこで、5分なら「勉強した内容を暗唱する」など、スキマ時間に何ができるのかを書き出した「スキマ時間リスト」を事前に作っておきましょう。「5分でこんなことができる」「10分ならここまでできる」と意識し、達成感を得ることで、どんどん勉強が進みます。

(PHP研究所「仕事ができて夢もかなう勉強の法則」による)

1。 (問1) すきま時間の利用について、AとBで共通して述べられていることは何か。

2。 (問2) Aの文章に①「イメージが変わります」とあるが、どう変わるのか。