我々は幸せに生きていくことを望んでいる。幸せを感じるところは目や手、足などの感覚器官ではなく、脳から送られるシグナルを感じて心の感情として現れる。幸せに生きるのは簡単なことではないが、①苦労することなく幸せに暮らせる条件を満たせる方法がある。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンという物質の分泌を促進させることで幸せだという満足感を得ることができる。
 ②セロトニンというのはアドレナリン、ドーパミンとともに3代神経伝達物質の一つとして、特に精神的な安定に役に立つと知られている。セロトニンの分泌による精神的な安定が、生活の満足感という形へとつながるわけである。このホルモンを増加させる食べ物は牛乳、豆腐、豆であり、適当な量の日光を浴びるだけでも人体がセロトニンを形成することに役立つ。また深呼吸をしたり首の周りを軽く動かすストレッチをすることでも、この物質の分泌を促進させることができる。
 精神的な安定と楽しい気分は幸福につながるものである。つまり、ちょっとに行動で我々の暮らしをより幸せにすることができるのである。幸せを求める日常の行動を通じて、心も体も健康に過ぎすことができるということを忘れないでほしい。

1。 問19:筆者、①苦労することなく幸せに暮らせる条件をどのようにとらえているか。

2。 問20:次のうち、②セロトニンに対する説明で適切ではないのはどれか

3。 問21:この文章で筆者が一番言いたいことが何か