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 人の嫌がる仕事を進んで引き受けたり、お年寄りやハンディキヤップをもつ人を的確にお世話するボランティアの姿を見ていると、「すごい。自分にはできない」と感じてしまう人は多いかもしれません。
 でも、こうした行動や態度は活動をしていくなかで徐々に身についていくものです。ボランティアをしているのは特別、正義感が強いやさしい人ばかりというわけではありません。
 ボランティアを始めた動機に「おもしろそうだから、興味があったから」と、好奇心や探求心をあげる人はたくさんいます。責任をもって活動できるなら、きっかけは何でもいいのです。むしろ、「よいことをする!」という気負いがない分、自然体でボランティアに関われる人も多いのです。
(大勝文仁、山田由佳『自分スタイルのボランティアを見つける本』山と溪谷社)

1。 (練3)この文章で筆者が最も言いたいことは何か。