漢字読み

1。 横綱の活躍は、深く歴史に名を刻むこととなった。

2。 不景気で会社の売り下げが落ち、社員の収入も増えない,

3。 テレビの音がうるさかったら、リモコンで調節してください。

4。 大学の入学試験問題で、出題に誤りが見つかった。

5。 今年の冬は灯油の値段が高くなりそうだ。

漢字読み

6。 チケットは高いが、しんだい特急で北海道まで行くつもりだ。

7。 湯わかし器を使うときは、かんきに注意してください。

8。 オホーツク海の力ニ漁が、日本とロシアのがいこう問題に発展した。

9。 彼女はすてることができない性格なので、部屋が物であふれている。

10。 海からの風をふせぐために、松の木がたくさん植えられている。

文脈規定

11。 本棚のネジに(  )かけて、服が破れてしまった。

12。 泥棒の足が速く、警察官が(  )つけなかった。

13。 何年も(  )労働を続けた結果、腰を痛めてしまった。

14。 このじやがいもは北海道(  )で、とてもおいしい。

15。 将来は小さくても会社の経営(  )になりたい。

文脈規定

16。 彼は父親と同じように、区議会の(  )を目指している。

17。 祖父が亡くなって土地を(  )したが、税金が大変だ。

18。 裏山が崩れそうなので、一家で避難する(  )となった。

19。 大雪で飛行機が飛ばないという、(  )のニュースが流れた。

20。 将来会社を(  )目的で、経営学を学んでいる。

21。 日本の(  )では、外国と戦争をしないことがうたわれている。

22。 この馬の絵は(  )を変えて見ると、別な動物に見えてくる。

言い換え類義

23。 彼女との付き合いは、偶然駅で再会したのがきっかけだった。

24。 この交通規則は、オートバイにも自動車にも適用される

25。 東の空が暗くなつたと思ったら、突然雨が降り出した。

26。 息子はにぶいから皮肉が通じないときがある。

27。 友人の結婚式で思いがけず昔お世話になった先生に会った。

実践練習

28。 ばく大

29。 不平

30。 だいいち

31。 初歩

32。 役人

文法形式の判断

33。 期限が来た(  )、今日中に必ずお金を返します。


34。 日本文化は武士道を(  )語れない。


35。 大都市圏の大学は(  )地方の大学は学生不足が深刻だ。


36。 中学生が描いたに(  )、プロ並みの絵に見える。


37。 卒業生(  )、在校生もパ一テイ一に参加してください。


38。 友人と2人で京都へ行った(  )、舞子さんと写真をとった。


39。 忙しいときに申しわけありませんが、明日(  )。


40。 骨折した選手の(  )わからないが、とにかく補欠の選手を出場させた。


41。 急に主役の(  )、舞台でかなり緊張するに違いない。


42。 青木「きのう、娘さんとデパ一トに行ったんですって」
藤沢「ええ、靴(  )、服(  )せがまれて大変でした。」


43。 A国が核兵器の開発を(  )、国際社会はそろって反対した。


44。 日本の会社の多くが、外国人を(  )のはいいことだと思う。


文の組み立て

45。 3週間かけて_ _  _ができなかったら


46。 自然の_ _  _はおいしい。


47。 S町は_ _  _として有名だ。


48。 インターネッ卜で_ _  _べきだ。


49。 君の要求を_ _  _をやりなさい。


文章の文法
 「みずみずしい肌」は文字通り水分量が多いらしい。弾力が失せるのは水分が減るからという。専門家(50)よれば赤ちゃんの皮膚の細胞は8割が水だが、高齢の女性だと5割ほどになるのだという。
 齢を重ねれば、外見の老化は仕方あるまい。しかし精神の方はどうだろう。評判になっている99歳、宇都宮市に住む柴田トヨさんの初詩集『くじけないで』(飛鳥新社)を読んでみた。(51-a)言葉から滴るみずみずしさに、心が(51-b)。
 〈私ね 人から/やさしさを貰ったら/心に貯金をしておくの/さびしくなった時は/それを引き出して/元気になる/あなたも 今から/積んでおきなさい/年金より/いいわよ〉。「貯金」という詩の全文である。
 90歳を過ぎて詩を作り出し、産経新聞などに投稿してきた。(52-a)はおおらかで(52-b)があり泣かせもする。聞けばお独り住まいという。週末に(52-c)が訪ねてくる。訪問医やヘルパーさんにも支えられて、詩心をふくらませる日々だそうだ。  白寿の詩人を敬いつつ、世間を見やれば、お年寄りの孤立が進む。今年の高齡社会白書によれば、独り暮らしの3割以上は会話がないのが日常的に(53)。孤独にさいなまれれば心は乾き、ひび割れてしまう。
 く私ね 死にたいって/思ったことが/何度もあったの/でも 詩を作り始めて/多くの人に励まされ/今はもう/泣きごとは言わない〉。柴田さんのみずみずしさの秘密は、たぶん「多くの人に励まされ」にある。絆や支え合いの大切さを、それは(54)。

(「朝日新聞」く天声人語〉2010年7月16日付)

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