漢字読み

1。 足にけがをしたので、包帯を巻いた

2。 これは家庭用と書いてあるが、 実用的ではないと思う。

3。 父は職人だったが、私はあとを継がなかった。

4。 天然リンクでスケートをしたが、 寒さで体が震えた

5。 後は相手が上司であっても、率直に意見を述べる。

漢字読み

6。 ハレー彗星は76年ごに地球にせっきんするという。

7。 あの倉庫にはワインがちょぞうされている。

8。 大学のこうどうで核問題のシンポジウムが開かれた。

9。 9月中旬になって、ようやくすずしくなってきた。

10。 大型台風が来て、停泊中の漁船がしずんでしまった。

文脈規定

11。 答えを書いたあと、もう一度見(  )ように。

12。 アルバイトが決まったと思ったら、採用を(  )消された。

13。 やっと退院したが、なかなか ( ) 調子に戻らない。

14。 前社長の影響(  )にあった人たちが、 会社を辞めていった。

15。 高校時代、世界(  ) の勉強が苦手で年号が覚えられなかった。

文脈規定

16。 この地域の油田は、日本と中国が(  )で開発している。

17。 会社が倒産したので、すぐに(  )保険を申請した。

18。 アメリカで(  )を載せた何十両もある列車を見た。

19。 道路が(  ) している場所には交番が多い。

20。 彼女は子どものころから(  )を描くのが上手だった。

21。 座席は全席(  )なので、 決められた所に座ってください。

22。 世界の(  )ショーでは、時々大きな事故が発生する。

言い換え類義

23。 明日のパーティーに、たぶん彼は来ないだろう。

24。 深夜、コンビニからの帰り道で、誰かがつけてくる気配がした。

25。 若者向けの人気商品だけに、あっという間に売り切れた。

26。 宿題を忘れたら、先生からきびしいおしかりを受けた。

27。 時間が足りなかつたので、説明をきびしい略した

実践練習

28。 清書

29。 光景

30。 きっと

31。 みじめ

32。 方言

文法形式の判断

33。 彼のうれしそうな様子( )、試験がうまくいったようだ。


34。 インターネットの情報 ( )、とこの店は若い女性に人気があるそうだ。


35。 ここの浜辺は夏のシーズン ( )、なぜか冬でも観光客が来る。


36。 沖縄を (  )、日本にはアメリカ軍の基地がいくつかある。


37。 ミスは誰にでもあるから、それほど気にする( )。


38。 初めて全国大会に出場が決まり、感動の ( ) 涙を流した。


39。 商品にご不満な点は、何でも ( )。


40。 野球がうまくなりたかったら、毎日 ( )。


41。 テレビを ( )、食事は取らないように。


42。 本社が大阪へ移る ( )、引っ越ししなければならない。


43。 警官が犯人と格闘 (   )、ようやく取り押さえた。 .


44。 あまりに気温が (   )、大勢の人が熱中症になった。


文の組み立て

45。 この_ _  _ をしている。


46。 高価な辞書を_ _  _ つも りだ。


47。 レポートの_ _  _ はすばらしい。


48。 年齢を問わず_ _  _があった。


49。 荷物が重くて_ _  _友人が来た。


文章の文法
 鳥のように飛ぶ夢は、自由への渇望とも、抑圧への裏返しともいわれる。20世紀絵画の巨匠はどんな夢を見ていたのだろう。抱き合う恋人たち、動物、故郷の幻給。万物が画布を舞う。
 上野の東京芸大美術館(50)シャガール展(注1)が始まった(10月11日まで)。仏ポンピドーセンター(注2)の作品群は、(51-a)な夢のかけらを(51-b)。まとめての公開は初という歌劇「魔笛」の舞台装飾デッサンは、晩年、米メトロポリタン歌劇場(注3)に頼まれた仕事だ。
 帝政ロシア出身のユダヤ人(52-a)にとって、劇場のあるニューヨークは(52-b)の地でもある。ナチスから逃れ来た異境で、30年連れ添った同郷の妻べラに先立たれた。放心の果ての一作「彼女を巡って」が(52-c)。
 深い青の中に、すすり泣く妻と自身、古里を映す水晶球を配し、上を新婚夫婦やハトが飛ぶ。嘆きの主に7年寄り添った女性バージニア・ハガードが、制作中の姿を『シャガールとの日々』(西村書店、中山公男監訳)に記している。
 く彼の顔は緊張し苦痛に満ちていた。激しいを感じているようにも見えた……べラ(53)しまったものを、もう一度この世に呼び戻そうとしているのではないかと思うほどだった〉。涙で溶いたような紺青(注4)だ。
 この絵と対照をなす「日曜日」は、65歳で再婚した頃の作。菜の花色のパリの空を、新妻を抱いて遊覧する幸せの休日である。嘆いては漂い、ほほえんでは舞うシャガール。97年の生涯を満たした悲しい喜びは、今すベてから解き接たれ、私たちの前に(54)。

(「朝日新閔」〈天声人!!〉2010年6月16日付)


(注1)シャガール:ロシア生まれの画家。パリで活躍(1887-1985)。
(注2)ポンピドーセンター:パリにある芸術文化センター。
(注3)メトロポリタン歌劇場:ニュ一ヨ一クにあるオペラハウス。
(注4)紺育:明るく鮮やかなあい色。

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