漢字読み

1。 あの人たちは地面を掘って、何を探しているのだろうか。

2。 スキーを楽しむと言っていたのに、 彼女は骨折して帰ってきた。

3。 大学に願書を出そうと思ったら、一昨日でしめきりだった。

4。 弟はさつまいもを蒸して食べるのが好きだ。

5。 家のに足の指をぶつけて、涙が出るほど痛かった。

漢字読み

6。 中国の青島へのチケットはソウルけいゆだと安くなる。

7。 イタリアへ旅行に行く予定だが、しゅくはく先はまだ決めていない。

8。 日本にはいくつのせいとうがあるのだろう。

9。 給料が安いので、アルバイトをして生活費をおぎなっている。

10。 勘がにぶくて、あの 2人の関係にまったく気がつかなかった。

文脈規定

11。 引っ越しの整理が終わり、ようやく(  )ついた生活が送れる。

12。 南の島へ出かけ、(  ) 通るような海で泳いだ。

13。 私は日本語の(  )動詞の使い方がよくわからない。

14。 あの橋は (  )完成だから、まだ渡れない。

15。 せっかく日記(  )を買ったのに、 3 日しか続かなかった。

文脈規定

16。 日曜日に(  )そろってハイキングに出かけた。

17。 いつかロケットKに乗って(  )を旅してみたい。

18。 あの俳優は(  )表現がとてもうまいと言われている。

19。 このパンフレットは専門(  )が多すぎて、 私にはわかりづらい。

20。 この作業は、もっと(  )的に進める必要がある。

21。 打ち上げに失敗し、衛量は(  )で大爆発した。

22。 近くの大型スーパーは、(  )営業をしているので助かる。

言い換え類義

23。 彼女のためにわざわざ席を予約したのに、 来ないとは-……-。

24。 彼は導々なのチームメートだから、相手に作戦を教えるようなこ とはない。

25。 来週の研修にはおのおのテキストを持参すること。

26。 今まで身近な存在だ思っていた友だちが、急に冷たくなってしまった。

27。 作家の講演を聞いていた男は、しばしばう なずいていた。

実践練習

28。 ため息

29。 両側

30。 あれこれ

31。 満足

32。 区分

文法形式の判断

33。 留学生が増える(  )、大学の定員割れが起きている。


34。 雪が降り続いて、場所に(  )1 メートル以上積もった。


35。 従業員の要求に(  )、来月から時給を上げることにした。


36。 心臓の病気が悪化して、 手術を受ける(  )。


37。 日本語の敬語を研究テーマ(  )、論文を書くつもりだ。


38。 すしはわさび(  )食べた気がしない。


39。 お約束どおり、明日の午後、御社へ(  )。


40。 実家の店がつぶれそうで、(  ) すぐに帰らなければならない。


41。 お世話になった先輩の依頼だったので、保証人を(  )。


42。 (  )、日本人のあいさつの仕方がわからないときがあるらしい。


43。 天気予報で(  )、夕方から寺が降ってきた。


44。 今年(  )、通駅試験の合格を目指している。


文の組み立て

45。 反対する人が_ _  _ ほうがいい。


46。 大田選手の _ _  _決定された。


47。 この絵本は _ _  _をつかんでいる。


48。 あきらめずに _ _  _ものだ。


49。 大人には _ _  _ものはたくさんある。


文章の文法
 先の冬季五輪で女子フィギュアを制した金姸児選手は、フリーの演技を終えると、(50)手を振った。氷のハートを思わせる彼女。演技後の涙は初めてという。重圧のほどを知り、韓国中がもらい泣きしたそうだ。
 めったに泣かない人の涙は胸を打つ。W杯のパラグアイ戦を終えた(51-a)、多くが頬を(51-b)。仲間の泣き顔に、完全燃焼はおれも同じだと涙でこたえる、そんな絵に見えた。こみ上げる思いは、真夜中の列島も湿らせた。
 0ー0の末のPK戦。選手の髮に、ちぎれた芝がついている。延長戦まで120分を走り、転がり、精魂尽きた男たちが、肩を組んで祈った。敗者を作るための儀式は、いつも非情である。
 4戦とも、(52-a)をかけて泥臭く守った。(52-b)でをろうが、激しく動き回り、少ない決定機を待った。たびたびの円陣と、「この(52-c)でもっと」のコメントが示すように、控えや裏方を含む結束も素晴らしかった。
 結束、連帯は、南アフリ力大会のキ一ワ一ドでもある。出稼ぎで都市に出た黒人にとって、サツ力一は横につながる唯一の場だったのに、黒人参加のプロリーグは(53)。苦難の時を経て、W杆開催の誉れを手にした人々だ。わが代表の健闘にも励まされたかと思う。
 乾いた日々が続く。結果こそ悔しいが、もらい泣くほどの共感もたまにはいい。国民をやきもき(注2)させ、夢中にし、元気づけた岡田ジャパン。(54)、拍手燃え尽きてなお、未知の成果を持ち帰る。もう一つの「はやぶさ」(注3)を、熱いで迎えたい。

(「朝日新聞」〈天声人賭〉2010年7月〗日付〕


(注1)精根尽きた:体力と気力を使いきった。
(注2)やきもき:あれこれ気をもんでいらだつこと。
(注3)「はやぶさ」:惑星短期機の名前。ここではサッカー日本代表チ一ムのこと。

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