漢字読み

1。 雪の重みを支えをきれず、小屋が壊れてしまった。

2。 一流のホテルだけあって、まで大理石だ。

3。 町にごみ処理場を作る計画に対して、大半の住民が反対した。

4。 この春から転職したが、人間関係になかなか慣れない

5。 息子もようやく社会人になって、初めて名刺をを持つことになった。

漢字読み

6。 このネットスーパーは、5000 円以上買えばそうりょうはただだ。

7。 銀行のとなりにある福祉かいかんで、お年大りのカラオケ大会が開かれた。

8。 子どものころ、くうそう科学に関する本ばかり読んでいた。

9。 まだ幼稚園児なのに道路のそうじをして、本当にえらいと思う。

10。 高価な美術品ですから、総対に素手でさわらないでください。

文脈規定

11。 停電で試合が中止にまなり、チケット代は(  )戻される。

12。 野菜嫌いの娘に食べさせるために、いい考えを思い(  )。

13。 この映画はベネチア映画祭の(  )優秀作品だ。

14。 あのビルは出入(  )が狭く、火事になったら危ない。

15。 ボートの全日本選手(  )で、エイトの種目はW大学が優勝した。

文脈規定

16。 あまり勉強しないで合格したので、彼は自信(  )になっている。

17。 この書類はポストに入れず、郵便局の(  )に出してください。

18。 来春大学を卒業する息子は、なかなか(  )の口が見つからない。

19。 歩道が狭いので小学校の前の道路を(  )そうだ。

20。 柴田さんは手術をしたが、健康の(  )が遅れている。

21。 日本は(  )の少ない国だから、いろいろなものを輸入している。

言い換え類義

22。 20年ぶりに韓国のプサンに行ったら、町並みが完全に変わっていた。

23。 彼はヨットで大海に出るそうだが、無事を祈るしかない。

24。 彼女がイギリスへ留学したことを少しも知らなかった。

25。 1950年代のクラシック・カーがずらりと並んでいた。

26。 生徒がみんな下校し、小学校はしいんとしていた

実践練習

27。 才能

28。 注目

29。 いよいよ

30。 ひきょう

31。 あて名

文法形式の判断

32。 低気圧の位置(  )、明日東京は雨になりそうだ。


33。 新発売のケーキは、女性(  )男性にも人気がある。


34。 和田夫人はご主人の顔を見る(  )小言を言うそうだ。


35。 キムさんがアルバイトを辞めたという話は、友だちを(  )知った。


36。 さしみは食べない(  )が、あまり好きではない。


37。 神奈川県の代表的な観光地と(  )、箱根だろう。


38。 飲み会の出欠を先生に(  )、参加されるとのことだ。


39。 病院でいろいろ(  )、入院と言われてしまった。


40。 谷川さんの(  )今日もどこかで釣りをしているだろう。


41。 円高が進むことは、(  )大きい問題だ。


42。 (  )地震が起きて、本当にあわててしまった。


43。 彼女との婚約が(  )、マンションを購入するつもりだ。


文の組み立て

44。 入学試験前に_ _  _をしてください


45。 このスープに_ _  _食感に近い。


46。 東京で_ _  _ならない。


47。 アンケートで_ _  _分析した。


48。 エネルギー_ _  _は語れない


文章の文法
 日本の交通機関は、アナウンスも掲示も「お願い」が多い。ある地下鉄の優先席に〈ゆずりあう心が、明るい車内をつくります〉とあった。「つくる」という動詞に二つを思う。乗り心地は客にもよること、(50)「こわす」者の影である。
 東京の声欄に、少年(12)の投書「バスに乗ったらトンデモ乗客」があった。都下町田市。バスが5分遅れで停留所に着く。少年が母親と乗り込むと、男の客が女性運転士を怒鳴り上げたそうだ。
 遅れに立腹したか、座っても車体を(51-a)手すりに(51-b)。信号では「黄色なんだから突き進め!」。当然、車内は「とても怖い感じ」になった。降り際には、運転士の名を確かめるそぶりも見せたという。
 4日後、当の運転士(46)の感想が載った。(52-a)ゆえに当たりやすいのなら、これほど(52-b)はないと。「怖い思いをさせて申し訳ありません。でもありがとう。お陰で、これからも気持ちよく乗ってもらえるよう頑張る(52-c)が出ました」
 乗務員は客を選べず、客も隣人を選べない。とりわけストレスの発火点が低い都会では、車内のトラベルは茶飯事(注1)だ。大抵の大人は、険悪への感度を鈍らせる(53)。音楽や携帯電話で耳と目を「開店休業」にするのも一つだろう。
 攻撃と防御がせめぎ合う(注2)都市のくらし。とんでもない客に当たった運転士や駅員も気の毒だが、居合わせた子どもはたまらない。耳目が無防備だから、とんがる(注3)空気に丸裸でさらされてしまう。怒声と鈍感が並走する車内で、ちいさな(54)。

(「朝日新聞」く天声人語〉2010年6月29日付)


(注1)茶飯事:日常ふつうのこと。
(注2)せめぎ合う:互いに対立して争う。
(注3)とんがる:いらいらして人に当たる。

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