漢字読み

1。 このビルの屋上から叫んでも、地上にはあまり声が届かない。

2。 カメのゆっくりした動作は、長生きに関係があるのだろうか。

3。 新社長の経営プランは失敗続きで、社員を失望させた。

4。 タオルが湿っているので、新しいのに換えてください。

5。 仏教を信仰しているわけではないが、仏像を見ると心が落ち着く。

漢字読み

6。 都会に比べて、地方にはじゅんじょうな若者が多いようだ。

7。 彼女が結婚していることは、皆がしょうちしていることだ。

8。 このコンピューターを利用すれば、いつもの何倍もの仕事量がしょりできる

9。 妹は服装にはあまりかまわないが、スア一スタイルは気にするほうだ。

10。 本社勤務が決まった友人に、お祝いをいくらつつむか悩んでいる。

文脈規定

11。 売り上げから必要経費を(  )引くと、あまり利益が残らない。

12。 中学時代、いたずらをして職員室に(  )出されたことがある。

13。 オリンピック(  )参加の谷川選手はメダルを逃した。

14。 高校野球で優勝したので、(  )生徒がチームを出迎えた。

15。 卒業式の日、運動(  )のすみにタイムカプセルを埋めた。

文脈規定

16。 大統領が辞任し、新しい(  )で国が動き出した。

17。 お盆の帰省ラッシュで、高速道路は(  )がひどかった。

18。 望遠鏡で夜空を(  )しながら、宇宙飛行士を夢見ていた

19。 彼の家族は祖母、妻、子ども 人という(  )だ。

20。 店内の(  )カメラに犯人らしき男が映っていた。

21。 脱税の疑いがある社長の(  )がまったくわからなくなった

22。 あの国は(  )がさかんで、茶、米、ゴムなどを輸出している。

言い換え類義

23。 彼は夜遅くまで働いて、しっかり家族を支えていた。

24。 母が病気という知らせを受け、大急ぎで帰国しなければならない。

25。 大手町駅での乗り換えがわからずに、まごまごしてしまった。

26。 日本に来てからやせてしまい、ズボンがぶかぶかになった。

27。 彼女の部屋の本棚には、漫画がすき間なく並んでいる。

実践練習

28。 無理

29。 例外

30。 みずから

31。 用心

32。 応対

文法形式の判断

33。 急いでいるときに(  )、タクシーがなかなかつかまらない。


34。 スポーツ選手は、食事(  )コントロールしなければならない。


35。 東京は地下鉄が多くて便利な(  )、時々乗り換えに迷う。


36。 病気の社長に(  )、会長があいさつした。


37。 会社の危機を乗り切るには、みんなでがんばる(  )。


38。 理論の(  )できるはずだったが、実験は失敗した。


39。 こちらの商品は、配送センターから3日後に(  )。


40。 彼は熱烈なサッカーフアンだから、ワールドカップを(  )。


41。 いくらおいしい料理でも、人前でそんなに(  )。


42。 試験を(  )、注意点の説明があった。


43。 体が元気で(  )、富士山に登ってみたい。


44。 波が荒れているのに泳ぐなんて、どれほど(  )。


文の組み立て

45。 日本の_ _  _はありませんか。


46。 仕事の_ _  _人も増えている。


47。 お金と時間_ _  _わけではない。


48。 住民たちの強い_ _  _を植えた


49。 飲酒運転の_ _  _問われている。


文章の文法
 海辺で遊んだ名残の砂かが、脱いだ靴からこぼれ出る。さらさらした感航と共に、灼けるビーチでのあれこれがよみがえる。砂はその地に立った証し。旅先の思い出を、世界に一つの砂時計に仕立てるのもいい。
 さて、小惑星のイトカワ(注1)の「思い出」を期待された探査機はやぶさである。カプセルをX線で訪べた(50)、1ミリ以上の砂粒はないと分かったそうだ。ホコリ状の微粒子が入っている可能性はなお残るという。
 砂がとぼれ(51-a)、はやぶさの功績が減じる(51-b)。小惑星に隆りたのも、戻ってきたのも初めてだ。イトカワ表面に黒く咲った特徴的な(52-a)、南十字(注2)が輝く天の川(注3)で燃え砕け、カプセルだけが(52-b)の尾を引いて地上に向か(52-c)は、私たちの胸に熱く残るだろう。
 ピーナツ形のイトカワは長さ約500メートル。パリのカフェに豆粒が転がっているとして、東京からそれにようじを命中させるだった。数々のピンチを切り抜けての7年、60億キロの旅は、国民を(53)。手柄はすでに大きい。
 これで、日本の宇宙開発を取り巻く空気は一変した。科学予算を削り倒すかにみえた事業仕分け人、運航さんも「全国民が誇るべき偉業。世界に向けた大きな発信」とたたえる。科学者たちにすれば、この上ない孝行者であろう。
 カプセルがイトカワの物質をわずかでも持ち帰っていれば、太陽系の起路を探るの起源を探るのに貴重な資料になる。大きな誠りに小さなホコリが花を浅え……いや、それは(54)。どんな旅も、つつがなく(注4)帰ってくるのが何よりの耳産なのだから。
-(博日新聞」く天声人妥>2010年月22日付)|
(注1)イトカワ:日本のロケット開発をした糸川英夫教授の名前が付けられた小惑星。
(注2)電十字:南十字星
(注3)天の川:川の流れのように見える無数の星の集まり。
(注4)つつがなく:無事に。

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