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 わたしが幼児期から青年期までを過ごした半世紀前の「日本」は現在の「日本」から見れば「外国」である。あるいはわたしにとっての「母国」はすでにどこかに消え去って、今のわたしは馴れない「外国暮らし」をしているのかもしれぬ。国名だけはかわっていないが、一つの「時代」は「外国」で有り、そこにあるのはあきらかに「異文化」なのである。

1。 (47)筆者の考えに合うのはどれか。