A
睡眠不足で悩む人が多い。そのような人は、十分な睡眠時間が取れていないからだと思うかもしれないが、実はぐっすり眠れていないことが原因のほうが多い。睡眠時間の長さだけでなく、眠りの質を大切にしなければよく眠れたとは感じられないのだ。
質のよい睡眠をとるためには、睡眠の妨げになる緊張や興奮を取り除いて心や体を落ち着かせることが大事だ。例えば、私は温かい牛乳を飲んだりクラシック音楽を聞いたりしている。寝る前には心配事や悩みについて考えたり、テレビやケータイの画面などを見すぎたりしないほうがいい。寝る前の時間の過ごし方について、少し意識を変えてみることで睡眠の悩みの改善につながるはずだ。

B
朝起きたとき、よく眠れなかった、疲れが取れていない、などと感じたことがありませんか。睡眠不足を感じるのは、眠りが浅いことが原因です。日によって寝る時間や起きる時間ができるだけ異ならないように、生活のリズムを整えることが大事だという意見もあります。しかし、最も大きな問題は、質のよい睡眠が取れていないということなのです。
睡眠不足にならないようにするには、睡眠に適した環境を作ることが大切です。部屋の照明や温度を調整することはもちろん、体に負担のかからない、自分に合った枕や布団も睡眠をサポートしてくれます。よい睡眠は少しの工夫で得られるようになるものです。

1。 (66)睡眠不足で悩む人について、AとBが共通して原因だと指摘していることは何か。

2。 (67)睡眠不足を解消するために、AとBはどのようなアドバイスをしているか。