漢字読み

1。 彼女は今、出版関係の仕事に携わっている。

2。 このプロジェクトの概略を説明いたします。

3。 危険を伴う作業なので、十分注意してください。

4。 彼は交通事故の後遺症で入院した。

5。 首脳会談の行方に世界の注目が集まっている。

6。 相手のチームは強くないが、油断は禁物だ。

文脈規定

7。 国境をめぐる両国の紛争は(  )した情勢になった。

8。 ころんで怪我をしたが、幸い骨に(  )はなかった。

9。 この問題は時間をかけて、(  )考えてから答えを出した方がいい。

10。 競争相手の企業に敗れ、A社は廃業に(  )。

11。 だれにとっても、欲望を(  )ということは難しいものだ。

12。 この一年で会社の業績は(  )良くなった。

13。 10年歳月を(  )工事がやっと完成した。

言い換え類義

14。 彼女はたのもしい友人ができて喜んでいる。

15。 これは大変な特種になると、その記者は喜んだ。

16。 みんなは彼の態度にいきどおりを感じた。

17。 交渉妥結の可能性はきわめて高くなった。

18。 その政治家は引退をほのめかした

19。 仕事ぶりがだんだん板についてきた

実践練習

20。 向上

21。 はかどる

22。 ろく

23。 くずす

24。 うっかり

25。 本気

文法形式の判断

26。 一流の歌手になる(  )、彼女は日々歌の練習に明け暮れた。


27。 今日(  )職場を去る田中部長に対して、花束と記念品が贈られた。


28。 検査の結果(  )、手術をすることになるかもしれない。


29。 そんなことは、子供(  )知っていますよ。


30。 この蛇の毒は猛毒だから、かまれた(  )死ぬことはほぼ間違いない。


31。 昔はいくらでも飲めたのに、最近はビール1本でも酔ってしまうとは、まことにさびしい(  )。


32。 男性中心の社会では、女性である(  )不利なこともある。


33。 彼女が合格する可能性は(  )あらずだが、彼がバスする可能性は(  )ひとしい。


34。 日本の人名は難しいので、名刺をもらった時、名前の漢字の読み方を本人にたずねても失礼(  )。


35。 1点差で負けるなんて、くやしい(  )。


文の組み立て

36。 科学技術が_  _ _問題も発生する。


37。 最高級のワイン_ _  _まるで違いますね。


38。 あの店のステーキなら、_  _ _ところだろう。


39。 もう少し資金さえあれば、この土地を_ _ _ と残念でならない。


40。 受賞にふさわしい人であれば、_  _ _ではないだろうか。


文章の文法
色というものは、われわれに感動を起こさせるひとつの大きな要素です。外国で十年ほど生活していた間に、私は人々の衣服というものを見て、いろいろと感ずるところがありました。

たとえば、洋服と和服の違い。いちばん大きなものは、洋服がカット、つまり裁断によって、良くも悪くも作られている(41)、和服は伝統的に型が決 まっていて、カットの腕をふるう余地がほとんどないということです。型のみならず寸法まで、和服ならだいたい決まっていて、男ものも女ものも身体の大小が あっても相当に融通がききます。

(42)、洋服と和服とどういう違いが目立ってくるか。

洋服では、デザイナーたちはカットに努力を集中して、どんな線を出すかに苦心する。

和服では、その努力の余地があまりありませんから、色と柄に大きな関心が向く。つまり、洋服(43-a)が、和服は(43-b)が見せどころ、ということになります。

(44)、街角やあるいは博物館などで、和服というものを気をつけて観察してみると、これは実にすごい。すばらしい色の芸術です。はるか昔から、日本人はおどろくべき色の伝統を育て、(45)。原色だけで満足しない微妙な色の世界が、この国の文化には今もあるのです。

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