目が見えない人の生活を激変させる装置が発売された。おでこつまりひ額にヘッドバンドの形をした装置をつけると物の形が義識できる。ヘッドバンドにはカメラが内蔵されている。カメラがとらえた映像を輪郭(注)に変更してバンドの裏側に電気刺激として伝える。輪郭の通り額がビリビリするらしい。目が見えないと触らない限り物の形を知ることができない。また情報の9 0%が目から入って来るから情報不足になりがちだ。これをつければ活動範囲が広がるし、身の回りの多くの危険から身を守ることもできる。但し訓練を受けることなしには正しく認識できない。また本を読むことなどもできない。しかし将来はもっと多くのことができるようになるだろう。
(注) 輪郭 : 物の外側を示し、 表す線

1。 「問1」 この装置でどんなことができるようになったか。