成果主義型賃金制度を導入する企業が増えているが、成果主義についての誤解が多く、かえって混乱が生じている。社員の働きによって賃金の額に差をつければ、全体の人件費は増えるのが普通である。だから、経費削減のため人件費に手をつばるなら、二つの方法しかない。 社員全体の給料の水準を下げるか、社員数を減らすしかない。 一般的な給料の水準であるにもかかわらず、人件費をカットしなければならないとしたら、それは経営の方法に問題がある証拠なのである。

1。 15「問」成果主義についての誤解とあるが、ここではどういう意味か。