(16)
私は古里の新潟県・佐溢へ年に数回、帰省
(注1)しています。その際、港から乗るバスでは、ずの下校
(注2)中の小学生とよく一緒になります。子どもたちは、バスを降りるとき、必ず運転手さんに「ありがとうございました」ととお辞儀をします。運転手さんも「ありがとう」と言葉を返します。
子どもたちは、横断歩道では、止まってくれた車に向かっておじぎをし、渡り終わるとまた、おじぎをしていました。
本当に温かく、うれしい気持ちになります。
(萩原照子氏の文より)
(注1)帰省:故卿へ帰ること
(注2)下校:授業が終わって帰ること