大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、タンパク質なとの栄養が豊富で、長く日本人の健康を支えてきた。みそやしょうゆ、納豆などの伝統的な大豆加工食品は、今なお日本の食卓に欠かせない。その一方で、大豆の自給率(注)は下がり続け、10%にも満たなくなっている。少々心配な状況ではあるが、そうした中でも、新たな大豆だいず加工食品が次々に出現している。大豆だいずから作った飲み物である豆乳は1980年代から販売されているが、ここ数年の改良でぐっと飲みやすい味になり、生産量が増加している。また、大豆を使ったスナック菓子や大豆たんぱくを使ったビールのようなお酒も人気だ。
(注)大豆の自給率:国内消費される大豆が、どのくらい国内で生産されているかを示す割合

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