今、世界中で森林破壊が起きている。森林が破壊されると急に自然環境が悪くなる。そんな土地に雨が降ると、土が流れ、土に含まれる栄養も一緒に流れていってしまう。そのため植物が育たなくなる。また森林がないと空気中の水分が減り雨が降りにくくなる。すると値物が育たなくなる。これが繰リ返れると破漠化してしまうのだ。
 森林の再生には 100 年も 150 年もかかると言われている。今その森林再学法方として、世界中で宮脇方式が注目されている。宮脇(みやわき)方式なら長期間かかる森林の再生をわずか 10 年でやり遂とげることができるからだ。事実マレーシアの熱帯雨林は8年で再生した。これが認められ現在世界中で宮脇方式が取り入れられている。
  宮脇方式はこうだ。まずその土地に昔からあった植物を 10 種類ぐらい見つける。それを混ぜて間を空けないで植える。ただそれだけのことだ。土地の植物を選ぶのはやはり土地に合った物がよく育つからだ。これは理解できる。同じ植物だけを植えないのは病気にかかったときに全滅する恐れがあるからだ。いろいろあればどれかが生き残るわけだ。密集されるのは木同士を競争されるためだそうだ。こちらは私には理解できないが、事実そうして植えられた木のほうがゆったり植えられた木より強いのだそうだ。

1。 (10)どうして砂漠化してしまうのか。

2。 (11)宮脇方式と違うのはどれか。

3。 (12)なぜ宮脇方式が注目されているのか。