日本語を題材にしたクイズ番組を時々テレビで見ることがあります。画面に問題が映って、正しい漢字を選んだり、読み仮名を答えたり...。
 私もー生懸命答えようとしますが、かなり難しい問題もたくさん出されるため、(1-a)問題の正解が(1-b)困ったこともあります。そんなとき、恥ずかしいことに、日頃の勉強不足を思い知らされてしまいます。
日本語の中でも、特にうっかり間違えやすいのは、「同音語の使い分け」ではないでしょうか、最近はワープロ(コンピュータもふくめて)が普及されていて、ひらがなを入力して(2)、すぐに同音語のリストが画面に現れます。また、文の前後の言葉から判断して、正しい漢字を選ぶ機能もあります。
 これらは非常に便利ではありますが、(3)、すべてを解決するわけではありません。それはなぜかというと、言い回しや単語のニュアンスの微妙な違いによる使い分けまで、百%コンピュータの判断にまかせることはできませんし、日本語を常に使っている私たち自身も、同音語の確実な使い分けを、すべて正確に記憶している(4)からで す。
 同音語を上手に使い分けられるようになったら、それだけで自分の文章が少し上達した気分になり、(5-a)が(5-b)の(5c)を読んでも、「きれいだな!読みやすいな!」と思われるでしょう。それに会社の上司からも「いい報告書ができたよ」とほめられるかもしれません。
そのためにも、間違えやすい同音語に注意する習慣を身につけましょう。

1。 (1)

2。 (2)

3。 (3)

4。 (4)

5。 (5)

6。 (1)

7。 (2)

8。 (3)

9。 (4)

10。 (5)