漢字読み

1。 食器洗浄機は、使ってみる不便なところもある。

2。 後輩の第一印象は神経質で頼りない感じだ。

3。 途上国の女性が収入を得られるように、裁縫技術の研修を開始した。

4。 経済は、都市に集まってくる有能で意欲のある人々の努カで成長してきたといえる。

5。 楽をして稼ぐことを恥としない日本人が多きなってしまって。

漢字読み

6。 一部の人間がふせいに利益を得るよな世の中であってはならない。

7。 妻とよく話し合ったうえで、離婚とどけを出した。

8。 過去問題をぶんせきし、短期間で大学合格の力を身につけるつもりだ。

9。 砂糖は畑からできるてんねんの調味料だ。

10。 我が社は「環境にやさしい商品」の開発’に力をそそいでいます。

文脈規定

11。 ファッション界の第一(  )で活躍する。

12。 あなたの国の住所ではなく、今住んでいる(  )住所を書いてください。

13。 よく山に登るが、(  )天候になったらすぐ引き返すことにしている。

14。 この乗り物は安全(  )での問題がある。

15。 彼はだぶだぶで(  )格好な服を着ている。

文脈規定

16。 先日、彼は両親に紹介しました(  )結婚式をあげるつもりです。

17。 50代という年齢の(  )をものともせず、再就職が決まった。

18。 仕事でも勉強でも我を忘れるほど夢中になることそのものに、喜びを(  )。

19。 世界の(  )7カ化国が集まって、国際会議が開かれた。

20。 人のものを欲しがるなんて、(  )まねはやめなさい。

21。 まだたっぷり時間があると(  )していたため、いまレポートの締め切りに追われて大変です。

22。 つる性の植物で日陰を作って電気代を(  )する。

言い換え類義

23。 彼は信頼するに足りる人物だ。

24。 祭りに集まる観光客は、ざっと十方人だろう。

25。 その行動は法律に触れる

26。 お寺のふすまの絵は架空の動物だ。

27。 大学ごとに、その学校のカラーというものがある。

実践練習

28。 警告

29。 つながり

30。 余計

31。 世間

32。 交代

文法形式の判断

33。 家族全員が集まって、まるで正月が(  )のようだ。


34。 A「おさしみの切り方を教えて。」 B「まず、ほうちょうの持ち方から(  )間違っているよ。」


35。 あなたにはおこづかいでも、私(  )10万円は大金です。


36。 いくら北海道でも8月に雪が降るなんて、(  )。


37。 リンさんは教授に厳しく指導され、(  )になっていた。


38。 結婚したら法律(  )男女どちらの姓になってもよいが、95%が男性の姓になっている。


39。 A「社長、山本さまと(  )が見えましたが。」 B「こちらにお通ししてくれ。」


40。 よく問題を読まなかったせいで、答えを(  )。


41。 熱が高いのに無理をして学校に(  )、休んだほうがいいよ。


42。 いくら生活に困っているからと言って、まじめな彼が盗み(  )。


43。 歌手になることを両親に反対されて大学に進学したが、夢を(  )いる。


44。 税金を自分のために使った市長は、市民の力によって(  )。


文の組み立て

45。 新しい社員が_  _ _規則を教えてやらなければいけない。


46。 この暑さに_  _ _倒れる人が出た。


47。 目の前に熊がいたが、後ろは谷で_  _ _なく、あわてて木に登った。


48。 この作文の漢字は_ _  _正しい漢字で書けている。


49。 現代は大学を出た_ _  _就職できない時代だ。


文章の文法
 どの時代にも、かならず流行語(50)。
 たとえば「サボる」などということばは、もうすっかり普通になってしまったが、あれはもともと「サボタージュ(注1)からきている。
 それから、「セコい」ということば、あれはもともとは「セコンドハンド(注2))」という外来語から出たことばである、その略語(注3)である「セコハン」を経由(注4)して、「セコハン」は、多くの場合「(51-a)古物」という意味だから、「あいつが着ているものは、どうもセコイ」というのはよっぽど古いもの、(51-b)ものを着ているという意味になったそこから「けちんぼう」という意味が派生(注5)してきて、「お前、セコイこと言うなよ」みたいに使われるようになったのである。
 このように、ことばとしてどんどんと市民権を獲得してしまったことばもあるのである。今「サボる」「セコい」と聞いても、それが、(52)だと思う人などほとんどいないかもしれない。
 いまでは、ひらがなで「さぼる」「せこい」と書くようにさえなったから、もはや日本語(53)。けれども、日本語の語彙として定着するまでにはやはり時間がが必要である。さぼる、せこい、などでもおそらく出現してから五十年以上は経っているように想像される。
 したがって、まだ定着しないうちの、生な流行語のようなものはやはり、(54)のが上品な話し方だと言えるのである。
(林望『日本語は死にかかっている』NTT出版)
(注1)サボタージュ=sabotage
(注2)セコンドハンド=second hand
(注3)略語=短くした語
(注4)経由=ある地点を通ること
(注5)派生=もとになるものから分かれて生まれること

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