(1)
 小さな子供たちは見るもの、さわるもの、なんでも不思議がります。
 「あれなあに?」 「なぜ?」「どうして?」の連発(注1)で大人たちをこまらせます。いざ(注2)説明してやろうと思って、どうしてもうまく説明できず、自分ではわかって いると思っていたことが、じつはさっぱりわかっていなかった、と発見させられることがあります。
(大野栄一「数学なんてこわくない」による)
(注1)~の連発で:~と続けて聞いて
(注2)いざ:さあ、それでは

1。 (55)「発見させられる」とあるが、何を発見させられるのか。