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情報化社会では、その情報化が進めば進むほど、買い手は商品選択において 困るというジレンマをかかえてしまう。企業情報や商品情報が増えると、その 実態を推し量る(注)ことが難しくなるので、大量の情報を包括する代表的な 名前や記号やスローガンによってその優劣を判断し、それらを手がかりに選択 のリスクを軽減しようとする。この記号にあたるものがブランドで、ブランド 戦略が注目を浴びてきた背景には、情報社会の進展がある。
(注)推し量る:推測する

1。 49.情報化社会におけるブランドについて、筆者はどのように述べているか。