最近は、かわいいデザインの「エコバッグ(注1)」が多く、ほとんどの女性は一つは持っているだろう。「エコバッグ」が使わもれるようになったのは、①ある問題が出てきたからだ。
それまで、スーパーやコンビニでは、買ったものをレジで袋に入れるのが普通だった。買ったものの値段に関係なく、客に無料(注2)で「レジ袋]をあげることは、店のサービスの一つだったのだ。ところが、「レジ袋」は、家に帰ったあとは、ほとんどがごみとして捨てられる。「レジ袋」は石油からできているため、燃やすと空気を汚して英境を破壊する(注3)。そこで、( ② ) ということになったのだ。
こうして、最近は、たしかに「エコバッグ」を持っている人は増えている。だが、レジ袋は本当に減っているのだろうか。
スーパーやコンビニに行ってみれば、③わかる。コンビニでは、菓子や弁当など、少しのものを買っても、店員はレジ袋に入れてくれる。また、スーパーでも、レジ袋の人は、機械的に客に「レジ袋」を渡しているように見える。エコバッグを持っている人にも渡しているのだ。
これでは、本気で「レジ袋」を減らそうとしているとは思えない。レジ袋の人は、「袋はいりますか?」などと客にきいて、もっとレジ袋を小らすようにしなくてはいけない。多くの店がそうすれば、客の気持ちは、「レジ袋をもらうのは特別なことなのだ」と、変わっていくだろう。
(注1) エコバッグ : 買い物のときに客が持っていく買い物用のパッグ
(注2) 無料で: ただで、お金をとらずに
(注3) 破壊する : 壊す