A
 市内のコンビニエンスストアチェーンのALCマートは、今月20日から、お弁当などを購入した際に無料でサービスしていた割りばしを有料化したそうだが、私はこの有料化に賛成だ。そもそも森林を伐採して作られる割りばしを使うこと自体、環境破壊につながるし、使い捨ての割りばしは、ごみの量も増やす。特に、コンビニエンスストアなどで無料で配られる割りばしについては以前から問題だと思っていた。無料でもらえるので、割りばしを使って捨てることを繰り返しても何とも思わない人が増えてしまうのだと思う。割りばしが有料になったら、割りばしに対する意識が芽生えて、多くの人が家から自分のはしを持ってくるようになると思う。(20代学生)

B
 コンビニエンスストアで今月始まったという割りばしの有料化については、本当にそれが人々の意識を変えることにつながるのかという点で疑問を感じる。確かに地球環境保護のために、割りばしの使用量全体を減らすことは大事なことだ。しかし、割りばしの有料化により、環境への意識がもともと高い人たちは「できるだけ自分のはしを使うようにしよう」と思うようになるかもしれないが、そうでもない人たちは不満をかかえるのではないかと思う。私は、有料化よりも、今まで通り割りばしは無料で配り、「割りばし不要」の人にはカードを1枚あげ、それを集めた数に応じて何か商品と交換できる、などといった方法のほうが、ずっと効果があると思う。(40代半)

1。 (69)AとBのどちらにも共通している考えはどれか。

2。 (70)AとBは、「割りばしの有料化」について、どう思っているか