以下は、留学生の作文である。

打ち水


ロバーツ アレン


 夏休みに、友達に誘われて打ち水のイベントに参加しました。私はそのとき初めて打ち水というものを知りました。打ち水は、暑さ対策として道路や廃、玄関先などに水をまくという、日本に昔から伝わる生活の知恵です。もともとは名家庭で行うものでしたが、節電や地球温暖化対策として打ち水のイベントを企画する自治体なども(48)。
 打ち水をすると、確かに涼しく感じました。(49)気分の問題ではないかとも思いました。打ち水によって実際に気温は下がるのでしょうか。
 調べてみたら、打ち水の効果を調べた実際結果を紹介している記事がありました。その記事によると、水をまいたところの気温が2度下がったということでした。これは水の性質によるものです。水は気体になかるときに、周囲の熱を弘収します。水をまいたところの地面の熱は気体と一緒に逃げていき、気温(50)しかも、地面の温度は、水が燕発しきった後も1時間は下がったままだったとも書かれていました。
 打ち水の効果を十分に得るには、朝か夕方に日除にまくこともポイントのようです。そうすることで水がすぐに蒸発せず、温度の下がった状態が持続します。私が参加したイベントも夕方からだったので、なぜだろうと思っていましたが、(51)あったのだと知って、なるほどと思いました。
 打ち水の効果は、科学的に説明できるものでした。だから昔から今まで打ち水の文化が続
いているのだと(52)。

1。 (48)

2。 (49)

3。 (50)

4。 (51)

5。 (52)