(3)
 ちょうど「⼈」という字が、⽀えあった⽴つ⼆⼈のヒトの姿に⾒えるように、⼈間という存在は、本来、他者の存在を必要としている。⾃分⼀⼈だけで⽴ってはおらず、他者がいて初めて⾃⼰という存在が確認できる。鏡があんければ⾃分がどんなふうにみえるのかわからないように、他者が存在しなけらば、⾃分の⾔動を客観的にみることはできない。確かに、⼀⼈⼀⼈が集まって社会は成⽴しているが、逆に、社会というものがあってこそ、( )も存在できるのである。

1。 (57)(   )に⼊るさい最も適当な⾔葉はどれか。