ファーストフードの店が日本に登場したのは、約40年前だ。多くの人々は、おしゃれで都会的な西洋の食文化にあこがれたそうだ。楽しく食事ができることと、注文してから手渡されるまでの時間が短いことなどの理由で人気が高まり、次々と店がオープンした。
最近ではファーストフード店を利用している人が多い一方で、「子どもには絶対に食べさせない」という家庭もある。ファーストフードは、油を使っているものが多くてカロリーが高いし、使われている食品の数も少なく、栄養が十分に取れない。その上、野菜も不足しがちになるという親の心配からなのだろう。
もちろん、いつもファーストフードだけで食事をすませてしまうのはよくないが、ファーストフードを食べたらそのあと油の多いものをやめて野菜をたっぷり取るようにして、バランスのよい食生活をすれば、それほど問題はないのではないだろうか。
つまり、冷静に食生活を考えることが大切なのだ。