今や、どこの大学でもキャンパスを歩くと、よく外国人学生を見かけるようになりました。また、大学の学部によっては4年の間に一度は留学しなければならないというところもあります。それだけ①留学することは珍しくないことになっています。しかし、自分が留学するとなると、どうすればいいかわからず、結局あきらめてしまう人も少なくはないと思います。
 「留学はしたいが、手続きの仕方がわからない」といった学生を対象に親切に相談に乗ってくれるところに「留学相談室」があります。「奨学金の申し込み方がわからない」「行きたい国はあるが大学が決められない」「ホームステイ先の家族とうまくやっていくにはどうすればいいか」など、相談の内容はさまざまですが、共通するのは「不安」ではないでしょうか。
 ゆう子さんも2年前に不安を持って相談室のドアを叩きました。そのとき、ゆう子さんは相談員の体験談を聞き、最初はみんな不安なんだと知って、少しほっとしたそうです。また、ここで同じ大学に留学を希望している良子さんとも知り合えました。仲間をみつけたゆう子さんは、無事留学、毎日が本当に楽しく留学してよかったと心から思ったそうです。
 ゆう子さんは今「留学相談室」でアルバイトをしていますが、迷っている学生を見ると②思わず「ガンバレ」と言いたくなるそうです。

1。 (1)①留学することは珍しくないことになっていますとあるが、ここではどういう意味か。

2。 (2)②思わず「ガンバレ」と言いたくなるとあるが、どうしてそう思うのか。

3。 (3)「留学相談室」について、正しいものはどれか。

4。 (4)「留学相談室」に来る学生について、一般的に言えることは何か。