毎日飲むペットボトルや缶の飲み物は、たくさんのゴミ生む。そのゴミを減らすために、「マイボトル」つまり、自分の水筒(注)を持ち歩く人が増えている。Tコーヒーショップでは、マイボトルを持っていくと、コーヒー代を30円引く。初めは店で売っているマイボトルを買った人だけへのサービスだったが、今は家にある水筒でもかまわない。こうした動きは、他の店にも広がっている。ゴミを集める役所も、マイボトルを持つ人が増えるように、「マイボトルが使えます!」というポスターを作って店に配り、この動きを応援している。

 マイボトルを作るメーカーも2004年から売り上げを伸ばしている。軽くておしゃれなものが増えたことや、やはり環境を守りたいという考え方の変化が影響しているという。今後も消費者の意見を聞き、長く使ってもらえる品物を作ろうとしている。


(注)水筒:飲み物を入れるもの

1。 (1)マイボトルを使う人が増えているのは、なぜか。

2。 (2)コーヒーショップでは、今、どんなサービスが広がっているか

3。 (3)メーカーはこの動きをどう考えているか