「⽇本に魅⼒があるうちに開国を」と訴えるのは早稲⽥⼤のカワン・スタント教授(60)。⽶国やシンガポールなどのように、優秀なアジア⼈に⾨⼾を開けば、少⼦化で停滞する (注1)⽇本は再び活性化すると主張する。インドネシアの華⼈で1974年に来⽇。東京⼯業⼤、東北⼤で博⼠号を取得したが、⽇本で研究職に就けず⽶国へ。
 93年に⽇本に戻り、新設⼤学の教授になったが、やる気のない学⽣であふれていた。「⼈間ほど⼤事な資源はない。⽇本にはほかに資源がないのに」。以後、⽇本の教育に警鐘を鳴らし(注2) 続け、昨年8⽉に2冊⽬の著書「感動教育」を出版した。
「⽇本の学⽣は⾮常に内向き。留学⽣をもっと受け⼊れれば違う国の⼈の意⾒はこんなにおもしろいのかと気付くはずだ」

(注1)停滞する︓物事が先に進まなくなる
(注2)警鐘を鳴らす︓注意して警告する

1。 (1)スタント教授の主張にあうものはどれか