⽇本では1960年代ごろから⾞が増加し、道路が整備される(注1)とともに、地⽅都市が①外側へと広がった。郊外に住む⼈が増え、⼤きなスーパーや病院のような施設(注2)も郊外に造られるようになったのである。そうした所へは歩いて⾏けないが、⾞で⾏けるようになった。しかし、それで困るのが⾼齢者である。⾼齢者は⾞を運動する⼈が多くないため、郊外まで買い物や病院に⾏くのが難しい。
⼀⽅、街の中⼼部の店には客が来なくなって、閉店する所も増えてしまった。そこで、最近、いくつかの都市はさまざまな施設を再び街の中⼼に戻し。⼈々も中⼼部に集まって住めるようにしようとしている。このような都市はコンパクトシティと⾔われており、お年寄りも気軽にいろいろな場所へ⾏くことができる。⾼齢化が進み、⼈⼝が減少している現在、②こうした都市が注⽬されている。
(注1)整備する︓使えるような状態にする
(注2)施設︓ある⽬的のために造られた建物