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最近の①ゲームの進化には驚かずにはいられない。携帯型ゲームや、TVゲームは今までは子どもや若者のもので、一人で遊ぶ個人的な娯楽という印象があった。しかし、今ではユーザーの年齢層も広がり、活用法も様々になってきた。
新しい使い方としては、受験、資格対策、外国語学習などがあり、英単語学習に取り入れている学校もあるようだ。さらに、「脳を鍛える」というゲームまで、登場している。
女性や主婦に人気があるのは、ダイエットや、レシピ集、家計簿などだ。また、スポーツを楽しめるものもある。例えば、ヨガゲームのように健康管理をするものや、テニス、野球ゲームのように実際にはしたことがないスポーツでも画面上で楽しめるものもある。これらのスポーツのゲームは楽しくトレーニングができるので医療機関や老人ホームでも取り入れているところもあるそうだ。
②今日のゲーム機は娯楽性を高めつつ、老若男女を問わず、多くの人が知識を深めたり、健康を維持したりするのに役立っている。ゲームは「一人で部屋にこもって遊ぶもの」という負のイメージから、大勢で楽しさを共有できるもの、友だちはもとより、親と子、祖父母と孫を結ぶものというイメージも持つものとなっている。正にゲーム機は世代を超えた③人と人が触れあうコミュニケーションの道具に変化してきたと言っても過言ではない。