国際化時代になって外国に語学留学する人が増えてきました。語学留学は単にその国の言葉を学ぶことだけではなく人々の生活や習慣を知ることにもなります。あなたが出会った人にとってあなたが初めて出会う韓国人かもしれません。あなたの行動があなたの国の人に対する印象を決めてしまうでしょう。あなたがキムさんでもキムさんではなく韓国人と見なされるでしょう。よい行いをすれば韓国や韓国人の評判がよくなり、悪い場合は悪く言われるのです。大げさに言うとあなたは韓国人の代表になっているのです。

  一方あなたも出会った人によってその国の人全員を評価してしまうでしょう。運良くいい人に出会えばその国の人はこんなに親切なのだと思い、運悪く意地悪な人に会えばひどい人たちなのだと思ってしまう。それは自然なことです。しかし実際には平均的韓国人あるいは平均的○○人という人はいなくて、キムさんあるいは日本人なら山田さん、イギリス人ならスミスさんという人がいるだけです。長くそこで暮らしているうちにあなたはきっとそれに気がつくでしょう。自分の国と同じようにいい人もいれば悪い人もいるとわかるでしょう。しかし、特別な場合を除いて多くの外国人と知り合うことはめったにありませんからあなたが与えた印象が固定化してしまう恐れがあります。ですから海外ではよく考えて行動しなければなりません。

1。 問1 著者は語学留学することはどんなことだと言っているか。

2。 問2 あなたが与えた印象が固定化してしまうとはどういうことか。

3。 問3 本文の内容と合っているのはどれか。