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 情報化、グローバル化と言われ、視野を広げるべき時代に、実は極めて限られ た世界、社会でしか情報や価値観を得られていない人が増えているように思え ます。インターネットは世界中どこにでもつながりますが、自分で意識しないと、限られた価値観の情報だけが集まり、さらに深く入り込む。世界観を広げるインターネットが、逆に世界観や価値観を狭めてしまう、視野狭窄(注)に陥らせる道具となってしまうのです。

(伊藤真『会社コンプライアンス――内部統制の条件』による)


(注) 視野狭窄(きょうさく) :見える範囲が狭くなること

1。 (48)この文章で、筆者はインターネットをどのようにとらえているか。