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 しばしば作文にはお手本のようなものが示されることがありますが、私は、これはナンセンス(注)だと思います。文章の形式的なかことならばともかく、内容にまで触れて、このように「書くべき」とか、このように書けば評価されるというマニュアルは大敵です。なぜなら、マニュアルには、あなたにしか書けないことをすべて否定してしまうことにつながる可能性があるからです。自分に見えるもの、少しでも人とは違って見えるもの、それにこだわりましょう。
(注) ナンセンス : 意味がないこと

1。 (56) お手本のようなものによって、作文はどのようになる可能性があるか。