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学習者は真剣に外国語に取り組んでいるのに、どうしても間違ってしまう。間違えるのは仕方のないことだけれど、せっかく規則を覚えてそれを応用したつもりなのに、「それは例外」とかいわれると、何だかやる気がなくなってしまう。
このような誤用
(注)をきちんと分析すれば、その成果としてすばらしい教科書ができるはずだ。本来教科書とはその対象である学習者のことをよく考えて、難しそうなところ、間違えそうなところをきちんと分かりやすく説明する必要があるのだ。
(黒田龍助『外国語の水曜日一学習としての言語学入門』による)
(注) 調用 : 間直えった使い方