A
 100メートルを速く走るためには最高速度を長く維持すればよいわけだが、世界トップクラスの選手でもそんなことは不可能である。そのため、加速、最高速度の維持、減速というそれぞれの段階に合った走り方をコントロールすることが大切だ。
 まず、スタートから60メートル付近までは上半身を前に倒すようにして一気に加速する、そして最高速度に達したら残りの距離はできるだけそのペースを守る。しかし、ゴールが近くなったら無理な働きにならないように力を抜いて走ろう。

 B
 足を速く動かすことは加速の必要条件ではあるが、体力の消耗が激しいため、意識しすぎると後半のスピートが落ちてしまい、よい記録が出にくい。
 スタート時は足を前に出す気持ちで走り出し、加速している間は歩幅を広げることを意識して最高速度に達するまで走る。その後はスピードが落ちてきても、それまでのペースを意識することで減速が抑えられる。ゴール直前では決して余計な力は使わず、走り抜けるイメージでゴールしよう。どんな選手でも減速は避けられないが、それをどれだけ最小限に抑えられるかで勝負が決まると言ってもいい。

1。 (69)ΑとΒの意見が一致しているのはどれか。

2。 (70)ΑとΒは、100メートルを速く走るためには、どのようなことが大切だと述べているか。