妻と離別、または死別して20歳以下の子どもを育てている男性の家庭を「父子家庭」と言います(これに対し、母親と児童の家庭を「母子家庭」と言います)。最近の20年、離婚の増加により父子家庭の数は過去最高になりました。
 母子家庭には、その収入( 50 )、児童扶養手当という子どもを育てるためのお金が支絡され、ほかにもさまざまな制度があります。日本は「夫が外でお金を稼ぎ、妻が家庭で家事・育児をする」という考えが強かったので、( 51- a )は経済的に苦しい家が多かったためです。
 一方、「( 51-b )と比べて( 51-c )には経済的な問題はないだろう」と思われていたので、児童扶養手当は支給されていませんでした。
 ところが父子家庭の収入は、母子家庭ほど( 52 )、平均に比べたらずいぶん低いことがわかりました。( 53 )、日本では男性は長い残業も休日出勤もやるのが当たり前で、「保育園に子どもを迎えに行くから、5時には帰らなければならない」という男性を雇ってくれる会社は、あまり多くないのです。すでに働いていても、正社員でなくアルノヾイトになったり、男性であっても、( 54 )。そして、厚生労働省は低収入の父子家庭にも児童扶養手当を支給することを決定しました。この制度は2010年の年末から施されることになり、約10万所帯が給付の対象になります。

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