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私は、思いきった差別教育をしようと考えている。勉強する子はほめてあげよう。怠ける子は叱ろう。よい事をしたらほめよう。悪い事をしたら叱ろう。できれば、一人一人の子を、よく観察して、なるべくたくさん良い所をみつけ出してほめてあげよう。ほめるときは、なるべくたくさんの人の前で、はっきりほめて、多くの人にも祝福(注)してもらおう。叱る場合は人の知らないところで、静かに叱られる理由がよくわかって反省してもらえるように叱ろう。

(中島司有「書のこころ」による)

(注)祝福する:幸せを祈ったり、祝ったりすること

1。 (58)筆者の言う「差別教育」とは何か。